呑川合流改善貯留施設 
立坑設置工事

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事業概要

呑川流域の下水道は「汚水」と「雨水」を1本の下水道管で流す「合流式下水道」で整備されています。
そのため、強い雨が降ると、市街地を浸水から守るため、汚水混じりの雨水が呑川沿いの吐口から呑川へ放流され、水質悪化の原因のひとつとなっています。※1 スカム発生状況
大田区では呑川の水質を改善するため、東京都下水道局と連携し、雨天時に合流式下水道から呑川に放流される「降雨初期の特に汚れた下水」を貯留する合流改善貯留施設の整備を進めています。※2 貯留施設概略図


事業概要(今回整備区間)

施設概要
貯留管
貯留量 約38,000m3
右岸上流ルート(先行整備路線)
内径2.4m、延長約2.0km

左岸上流ルート
内径2.4m、延長約850m

左岸・右岸ルート
内径3.0m、延長約3.3km
事業期間
令和2年度から令和14年度(予定)
事業概要

今回整備を行う貯留施設は、呑川流域中流部に接続されている吐口の流域約631haについて、降雨初期の特に汚れた下水を貯留するための貯留管を整備します。
本工事では、東調布公園内に貯留管を整備するための発進立坑(たて穴)を整備します。